日本キャリア工業は、食品加工機械の総合メーカーとして、よりお客さまのニーズに応えるために、
製品が使われる現場の視察から、課題の発見と提案、設計から開発、調達、製造、納品、メンテナンスまで
一気通貫のサービス体制で事業を展開しています。
また、近年では安全性と生産性の向上を目指したプロセスセンターの提案に加え、
海外事業など新たな分野への挑戦も続けています。
わたしたちの「食」を支える食品加工機械メーカーとして、
どのようにお客様と関わっているのか。
開発から納品・メンテンナンスに到るまで、業務の流れとそれぞれに携わる部署の役割をご紹介します。
日本キャリア工業の開発と販売は、「これができたらいいのに…」
という現場の想いを形にする仕事です。
各部署の社員が連携し、ときにチームを組み、
「実現するためには、どうすればいいか?」を
真剣に考え、行動していきます。
お客さまの課題解決に向かって、社内はどう動くことが求められているのでしょうか?
部署ごとに求められる専門性と、その連携が製品の開発と販売を支えています。
日本キャリア工業では、以下のような部署がそれぞれの専門業務を行なっています。
ユーザー様や代理店と綿密なコミュニケーションをとり、ニーズに合った機種の選定や、カスタマイズの提案を通じて、自社製品の販売促進を行います。また、新工場の計画が持ち上がった際には、生産計画に応じた必要設備や人員、レイアウトの提案を行い、更には立ち上げ後のオペレーションへのアドバイスにまでその業務が及ぶこともあります。
ユーザー様の現場へ赴き、機械の点検や修理を行います。また、オペレーターからのヒアリング内容をもとに、修理や更新の提案を行うことや、時には製品の改良・開発の提案を設計部門にフィードバックする役割を果たします。更に、代理店の一次メンテナンスを支援するため、技術講習を行うのも重要な業務です。
当社製品の機構設計や制御設計を行います。仕事内容の特徴としては、食品加工機械という専門性が高い分野で、営業や製造現場と緊密なコミュニケーションをとりながら、お客様のニーズを的確に捉え、新しい技術開発などお客様のニーズ以上の価値を生み出すような取組みに挑戦しています。
事業戦略と開発戦略をサポートする知的財産戦略を策定し、これに基づいて、技術者の創造活動を活性化しながら特許権・意匠権等の知的財産権を取得し、製品の防護と当社ブランドの価値向上を目指します。また、取引先や研究機関等との各種契約の締結をサポートし、取引の円滑化、開発の効率化、技術力の向上を促進します。
食品加工分野の「自動化」と「お客様の商品価値向上」にフォーカスし、「お客様にとって価値のある商品企画を的確に行い、タイムリーに上市する」ことに注力しています。既存技術の研鑽と新たな技術の獲得を積極的に行い、最初(商品企画)から最後(製品化)まですべてのフェーズに携わっていきます。
IoT機器を活用し、お客様がご利用中の弊社機械の稼働状況を見える化したり、機器部品の故障を事前に検知したりすることで、日本キャリアブランド製品の価値向上を目指します。また、社内の様々な業務をシステムやデバイスの導入、運用改善によって効率化し、生産性の向上を目指します。
お客様の希望する納品日に向けて生産計画を立案し、第2工場(製缶・機械加工)と連携して資材調達を行います。QCD(品質・価格・納期)を担保しつつ調達した資材は本社工場に保管され、必要なタイミングでピッキングや表面処理を行った後、熟練工によって組み立てられます。このような製造工程を経て完成した製品をお客様のもとへ出荷するのも製造部の役割です。
総務部の業務内容は決算関連業務や債権債務の管理などの経理業務から、社員の採用や勤怠管理、評価、給与、異動などを取扱う人事業務、ファシリティや購買などを扱う総務業務など、多岐にわたります。広く企業活動に関わり、経営層や社員と直接コミュニケーションを取りながら業務を遂行します。