日本キャリア工業の経営理念価値ある製品・サービスを提供し、
食品加工従事者に貢献するとともに、
業界や地域社会から尊敬される存在であり続ける

変化の著しい時代を生き抜く、
価値の創出にこだわる会社。

わたしたち日本キャリア工業は、
1.独自の製品やサービスを提供し、過度な価格競争に巻き込まれることなく顧客の支持を得ることを目指す
2.社内外に対し、公平・公正・合理的な組織であり続ける
という経営方針のもとに、社員とお客さまの会社であり続けます。

「日本キャリアイズム」とは?

「注意深い観察によるニーズの掘り起こし、独創的な解決法の発案と試行、失敗にもひるまない執念。しかも、造るからには美しくというこだわり。そこには、時に悲壮感や切迫感があったにせよ、むしろ、生きるために泳ぎ続ける回遊魚のように、多くの挑戦が本能的に、粛々と繰り返されてきた」―――日本キャリアの製品開発は、このような姿勢で取り組まれて来ました。

後発メーカーであった私たちにとって、隙間に光を当て、そこに創造と革新をもたらすことは、自らの存在意義を示す行為そのものだったと言えるでしょう。これらの行動原理とそれが染みついている在り様は、「日本キャリアイズム」と呼ぶべきものではないかと考えます。

「未来の日本キャリア」の姿

1.自動化を中心とした長期的視野での研究開発

食品業界における生産活動は、長らく自動化が難しいと言われてきました。しかし、近年の人手不足の深刻化と技術革新の進展から、今後は、高度な作業解析と繊細なテクノロジーにより、自動化が進むことが期待されています。
日本キャリアでは、「止まらない」「安全な」「儲かる」生産拠点として、限りなく無人化に近い食品工場を実現する研究開発を進めていきます。

2.周辺分野の市場開拓

日本キャリアの製品は、チョッパー、ミキサー、スライサーなど個々の加工工程を担う単体のマシン群によって構成されてきました。また、その領域は食肉加工分野が多くを占めています。そのような中、少しずつ積み上げてきたライン化や食肉以外の加工現場での経験を踏まえ、今後は多様な食材の連続する工程に対するソリューションを提供できるよう、フィールドを拡げていきます。

3.海外の市場開拓

日本の市場に鍛え上げられた当社の技術には、世界中のどこを探しても似たようなものがないユニークなものが含まれています。それらを武器に、一見同じ用途では開拓が難しいように思われる海外市場を、持ち前の「あきらめの悪さ」で切り開いていくべく、果敢に挑戦してゆきます。

4.デジタル化による業務の高度化とお客様への新たな情報価値の提供

全国の事業所で活躍する日本キャリアの製品は、特に生鮮畜産品の分野では圧倒的なシェアを誇り、「食の社会インフラ」と言える状況にあります。それらの機械から得られるデータを、ユーザーの業務運営に役立てることは私達の使命であると考えています。
遠隔監視や予兆検知と言った設備保全の高度化とあわせ、価値ある情報を提供できるよう取り組んでいきます。

5.それらを実行する人材の育成と獲得

コロナ禍において、サプライチェーンの混乱から部品調達が著しく困難になる事態が起きました。工場の操業がままならない中、私たちは「どうせ手待ちになるならその時間を使ってスキルアップをしよう」と様々な能力開発プログラムを実施しました。「パワーアップチャージ」と名付けたこの企画は、自由参加にもかかわらず、多くの職員が参加して研鑽を積んだのです。
今後も私たちは、より体系的にスキルを身につけることができるよう、育成プログラムを充実させていきます。また、そのような環境に進んで身を置いて成長を志す人材を広く募集していきます。

 

 

 

 

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