制御設計
2010年入社
製品の電気系統の設計をおこなっています。たとえば、機械を制御するシステム(シーケンサー)のプログラムを組んだり、タッチパネルの画面を作成したり、そのための機器を選定することも私の仕事です。それらと同時に、海外規格の機械の担当もしています。北米やヨーロッパなどではその国の規格で厳しく規制されていますが、東南アジアにも規格の概念が芽吹きはじめていて、今後ますます重要視されるようになると感じています。
私は全国のいろいろな土地で仕事をしていたのですが、地元で働きたいと思っていてこの会社に出合いました。食品機械はずっと必要とされるものですし、これからの成長も期待できる企業だと思いました。機械を触るのが好きで、最初はメンテナンスとして入社しましたが、その後は電気系統の組立、設計と、希望通りのキャリアを積ませてくれました。自分の頑張りにお給料という形でしっかり応えてくれるところも嬉しかったです。
オープンで風通しの良い社風は大きな魅力です。社長など会社のトップと現場の人間がざっくばらんに話せるなど、「上と下の距離が近い」と感じます。そして、誰もが課題解決に前向きなんです。細かいことにこだわらず、社員全員が問題を解決しようと知恵を出し合うことで、会社が成長していけるのだと思います。
当社の海外規格の製品開発は2019年から始まり、ヨーロッパで開催された展示会に参加したり、いろいろな国に視察に行ったりもしています。“日本の常識は海外の非常識”という言葉があるように、日本の視点のみでは“その国の製品に対抗して受け入れてもらえる製品”を作るのは難しいと感じています。海外の担当者とのやり取りももどかしく、近ければすぐに手直しできても海外となればそれも容易ではない。それらを踏まえた上で、海外規格に100%準拠した、完璧な仕上がりの魅力ある機械を出荷できるようにしたいと思っています。
家の庭に果樹菜園をつくっていて、サルナシやヒメリンゴなど実のなる木を鉢で育てています。釣りも好きで、自分で釣った魚を自分でさばいて料理したりします。